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「相続税っていくらから?山形市の司法書士がわかりやすく解説します」

  • dscvodka
  • 7月22日
  • 読了時間: 2分

【はじめに】

 こんにちは。山形市あこや町の司法書士、「あこや町後藤司法書士事務所」の後藤祐典です。このブログでは、相続税の基本や、よくあるご相談内容、そして事前にできる対策について、わかりやすく解説していきます。

 相続税は、身近な問題でありながら、仕組みがわかりにくいものの一つです。「うちは資産家じゃないから関係ない」と思っている方も、不動産や預金を合わせると相続税の対象になるケースも少なくありません。


【相続税はどんなときにかかる?】

 相続税がかかるかどうかは、「基礎控除額」を超えているかどうかで決まります。


 基礎控除額の計算式

  3,000万円 +(600万円 × 法定相続人の数)


 たとえば相続人が2人であれば、3,000万円+(600万円×2)=4,200万円までは非課税。それを超える部分に相続税がかかります。

 山形市のように地価の高くないエリアでも、自宅や農地・預貯金・保険などを合計すると、相続税の対象になるケースがあります。


【どんな財産が相続税の対象になる?】

 相続税の対象となる財産は、以下のように幅広いです。


  • 預貯金、株式などの金融資産

  • 自宅や土地、農地などの不動産

  • 生命保険金(非課税枠を超える分)

  • 自動車や貴金属などの動産

 たとえば、山形市内で住宅を所有されている方の場合、その土地の評価額だけで1,000万円を超えるケースも珍しくありません。


【相続税対策は「早めに、無理なく」】

 相続税対策には、一般的に次のような手段があります。


  • 生前贈与(年110万円までは非課税)

  • 不動産の活用(評価を下げて節税)

  • 生命保険の活用(非課税枠あり)

  • 遺言書の作成によるトラブル回避


 ただし、「節税のためだけ」の対策はリスクも伴います。無理のない範囲で、税理士などの専門家と相談しながら進めることが重要です。


【まとめ】

 相続税の負担を軽くするには、「知っておくこと」そして「早めの準備」が何より大切です。特に相続人が複数いる場合や、不動産を相続するケースでは、相続税以外の問題(争い・手続きの遅れ)も起こりがちです。


 当事務所では、相続登記やそれに付随する遺産分割協議書の作成、遺言書の作成といった業務を取り扱っております。相続・遺言などに不安のある方は、お気軽にご相談ください。山形市の司法書士として、地域の皆様に寄り添った丁寧な対応を心がけております。


あこや町後藤司法書士事務所

電話:023-677-9326

お問い合わせフォーム・LINE相談も受付中です。


 
 
 

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