【山形市の司法書士が解説】相続登記をしたら農地に仮登記が残っていた…そのままでも大丈夫?
- gotolegal.akoya

- 7月8日
- 読了時間: 3分
相続登記を進めていると、不動産の登記事項証明書(登記簿)を確認した際に、
「所有権移転請求権仮登記」「売買予約仮登記」「仮登記」
などが残っていることがあります。
特に農地では、数十年前にされた仮登記がそのまま放置されているケースも珍しくありません。
今回は、山形市で相続登記を取り扱う司法書士の立場から、農地に仮登記が残っていた場合の対応について解説します。
仮登記とは?
仮登記とは、本登記をするための順位を保全するための登記です。
簡単に言えば、
「将来、所有権移転登記などをする予定があります」
ということを第三者に示すための登記です。
仮登記だけでは所有権は移転しませんが、放置してしまうと将来的な売却や相続で問題になることがあります。
農地でよくあるケース
私が実際に相談を受けるケースでは、
昭和40年代~60年代頃に売買契約だけを行い、農地法の許可が得られなかったため、所有権移転登記ができず、代わりに仮登記だけが残っている、
というものが少なくありません。
現在では、
・売主はすでに亡くなっている・買主も亡くなっている・相続人同士も面識がない
という状態になっていることもあります。
相続登記はできる?
結論から言えば、
仮登記が残っていても、相続登記自体は通常どおり行うことができます。
ただし、
相続登記が終わったから安心というわけではありません。
将来、
・農地を売却したい・宅地へ転用したい・担保に入れたい
という場面では、この仮登記が大きな支障になる可能性があります。
仮登記はそのまま放置してよい?
ケースによります。
例えば、
仮登記権利者が協力してくれる場合
売買契約が解除されている場合
時効などにより権利が消滅している場合
には、仮登記を抹消できる可能性があります。
一方で、
権利関係が複雑な場合には、裁判手続が必要になることもあります。
そのため、
「古い仮登記だから自然に消える」
ということはありません。
数十年前の仮登記でも抹消できる可能性があります
昭和時代の仮登記だからといって、必ず残し続けなければならないわけではありません。
売買契約の内容や、その後の経過によっては、
仮登記の抹消請求が認められる可能性があります。
実際には、
売買契約書
登記事項証明書
戸籍
相続関係
などを確認しながら判断する必要があります。
山形市で農地の相続登記・仮登記のご相談なら
農地の相続登記では、
「仮登記が付いていた」
というケースは決して珍しくありません。
しかし、状況によって対応方法は大きく異なります。
放置してしまうと、将来売却や相続の際に大きな負担となることがあります。
あこや町後藤司法書士事務所では、
相続登記
農地の相続
仮登記の調査
仮登記抹消のご相談
まで対応しております。
山形市および近隣地域で相続登記をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 仮登記があっても相続登記はできますか?
はい。多くの場合は相続登記を行うことができます。
Q. 仮登記は自動的に消えますか?
いいえ。年月が経過しただけでは抹消されません。
Q. 数十年前の仮登記でも抹消できますか?
事情によっては可能です。まずは登記簿を確認することが重要です。
山形市で相続登記や農地の仮登記についてお困りの方は、あこや町後藤司法書士事務所までお気軽にご相談ください。





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